
株式会社豆蔵は、2025年10月より、次世代モデリング言語「SysML v2」を効率的に学習するための「SysML v2対応講座(SysML v2入門講座/SysML v2モデリング演習講座)」の提供を開始します。これに先立ち、SysML v2の概要を解説する無料オンラインセミナーを開催します。
皆様のご参加をお待ちしております。
背景
システム開発における国際競争力の強化と課題
近年、国際競争力を高めるためには、製品開発のスピードアップや、上流工程での手戻り削減が喫緊の課題となっています。特に、メカ・エレキ・ソフトが同時並行で進む協調設計や、調達先を含む部門・企業間の連携強化が不可欠です。
しかし、メカ・エレキ・ソフトを含むシステム全体や、大規模なシステム(System of Systems)を俯瞰的にとらえ、シンプルに表現してチーム間のコミュニケーションを円滑にする表現方法は十分ではありませんでした。これまでも表現方法としてSysMLは存在していましたが、従来のSysML v1はソフトウェア向けの表記法をベースとしていたため、システムエンジニアにとって必ずしも使いやすい表現方法とは言えませんでした。
この課題を解決するために、新世代のシステムモデリング言語としてOMGから「SysML v2」が登場しました。
豆蔵は、SysML v2の現場への円滑な導入を支援するため、本講座の提供に至りました。
セミナー概要
日時
2025年 11月 6日(木) 17:00~18:30
内容
本講座は、システムエンジニアからレビュー担当者、各分野の上級設計者まで、多様な役割を持つ方々が、それぞれの業務に必要なSysML v2の知識を効率的に習得できるよう設計されています。
- 現場での導入に特化した実践的なカリキュラム SysML v2の膨大な要素の中から、システム開発の現場で初期段階から活用できる重要な要素を厳選。UMLやSysML v1の経験がなくても、すぐにモデリングを始められる内容です。
- 役割に応じた学習目標
- システムエンジニア向け: 各開発現場におけるSysMLモデルの整合性を評価するための観点を理解できるようになります。
- レビュー担当者向け: 各開発現場におけるSysMLモデルの整合性を評価するための観点を理解できるようになります。
- 上級設計者向け(メカ・エレキ・ソフトウェア): システムエンジニアが作成したSysMLモデルを読み取り、自身の考えや要求を的確に伝えられるようになります。
- 実践的な活用イメージの醸成 単に各要素の表記を理解するだけでなく、テキストや演習問題の中に実際の活用場面を取り入れています。これにより、受講者は自身のドメインの特徴に合わせたSysMLの活用イメージを描き、開発現場で活かすことができるようになります。
- より高度なモデリング手法も網羅 基礎的な内容を学んだ後に、モデルの再利用など、さらに高度なモデリングを可能にする表記法も補足的に学習できる構成としています。
会場
Zoomで開催
参加費
無料
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